画像: 【エンタメ・小説】サバイバー

崩壊した東京が舞台。ある日突然世界が崩壊。その時人々は何を思い生きるのか

今回のエンタメ情報は小説『サバイバー』(木下半太 著・講談社文庫)をご紹介いたします。
この物語はXXXX年4月1日午後3時、突然世界が崩壊したところから始まります。そして、その崩壊した大都会・東京を舞台に4人の主人公を軸に話が進むオムニバス形式の小説。そして、その4編がうまい具合に最後『あぁ、こういうことだったのね!』って繋がる物語です。
私、結構読書をしていまして特に小説はかなり乱読に近い形で書店で買ったりして読むのですが、この本を読むきっかけになったのが裏表紙に書いてあった内容を見て読んでみようと思いました。

四月一日午後三時、突然世界が崩壊した。すべての移動手段・通信手段は遮断され、地球の人口は六十数万人に激減する。神様がリセットボタンを押してくれたと感謝するニート。壊滅した東京で呆然とする不動産屋は、やるべき事が他になく小説を書き始める。初めて生きる意味を考えた生存者(サバイバー)たちの壮絶な冒険記。

そう!裏表紙に『不動産屋』というワードと『東京』というワードが入っていたので迷わずこの小説を手に取りました!世の中にはたくさんの小説やフィクションのドラマ・映画等が存在しますがその中で『不動産屋』が主人公のお話ってほとんどないですよね!?
ドラマですと最近少し話題になったEXILEのAKIRAさんが主演を務めた『HEAT』(フジテレビ・
関西テレビ系)の主人公が不動産会社のエリートビジネスマンの身分を隠し消防団で活躍するという話がありますが、どちらかというとドラマや小説等物語の世界での『不動産屋』というのはあんまりよく書かれていないことが多いですよね。なんだか、2時間物のサスペンスの犯人が強欲な不動産屋だったりするのを見ると不動産に携わる私としては本当に残念な気分になってしまったりするわけです。
で、この小説を読んだのですがまずオムニバスの第一章に不動産会社で営業をしていた36歳の男性・齋藤さんが崩壊した東京で奇跡的に生存(サバイブ)し、駒沢公園に落ちた飛行機の中で生活をしていてニートの青年・アルマと出会い、崩壊後の東京をまさに自らの生存(サバイバー)のため、冒険をする話で最初の齋藤さんの章からぐっと物語と崩壊した東京の街に魅力を奪われるエンターテイメント性の高い小説です!きっとこの本を読んだ方はこの小説の魅力、そして著者・木下半太さんの筆致に魅了されること間違いありません!
あっ、でも地球が崩壊した後の齋藤さんの職業は『不動産屋』じゃないんですよね。そもそも仕事がなくなってしまっているので…。

著者について
1974年大阪府生まれ。2006年『悪夢のエレベーター』で小説家デビュー。同書はベストセラーとなりドラマ化・映画化・舞台化された。一方で、劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰として、全公演の脚本・演出を手掛ける

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